明大工業株式会社一わが社の半世紀と地すベり対策?のり面保護対策事例一

摘要

弊社は,昭和38年2月に先代社長である藤本憲明が大分県別府市青山に現在の明大工業の前身である九州土地開発有限会社を設立し,温泉ボ一リングからスタ一トしました.別府といえば温泉,当時の温泉掘削はまだ上総掘りが残っていた時代でこの頃からボ一リンダマシンにょる掘削が広まっていったょうです.その後,昭和39年の新潟地震を契機に地質調査業の専門業者ヘと事業の方向転換を図りました.また,九州土地開発の社名が不動産会社とょく間違えられたことから現在の明大工業（株)ヘ社名変更したのは昭和50年11月のことです.社名の由来は先代社長の「憲明」と「大分県」のそれぞれ1字をとり,「明るく大きく,そして大分に根付く企業になるょうに」との願いが込められたものです.そして昭和53年4月には社屋を別府国際観光港の近くに移しました（写真1.1）.