「グローバル地震学における極域研究の現状と将来展望に関する研究小集会」報告

摘要

「グローバル地質学における極域研究の現状と将来展望に関する研究小集会」を2003年1月23日－24日に国立極地研究所で開催した．参加者は所内外合わせて計38名であった．本集会では，地震学的各種手法による1）両極域をターゲットとした地域的∵局所的な空間スケールでの研免　 2）極域のデータを利用した汎地球スケールでの研免及び3）ゴンドワナ超大陸群や北極圏·ヒマラヤ等での研究，等の成果発表と漸論を行った．これにより，グローバル地震学研究を補う上で必要な領域の一つである極域の頚要他について開封鋤を行い，今後の研究指針について意見交換を行った．また，ゴンドワナ超大陸の形成?分裂過楓プルームテク．トニクスや氷床変動·地殻変臥　 さらに高祖高圧による岩石の弾性波速度実験等の様々な学際的検討と，今後のデータアーカイブ?観測技術?研究方法の将来展望についても議論した．