ペクチンさらなる値上げへ，原料ピールに逼迫感

摘要

原料ピールの手当て不足により世界的な製品供給不安に陥ったペクチン市場は現在，さらに状況が悪化するようになり年明け早々にも大幅な価格改定に動いていくことが濃厚となってきた。上げ幅は，日本を含めて世界で20～30％程度の価格是正が進められていく見通しで，今後もグローバルで原料ピールおよび製品の争奪戦が繰り広げられていくことは必至の情勢だ。