塗り潜え市場、販売施策を転換:比較競争からオリジナル性の突出へ

摘要

業販、DIYルートを含め100億円に満たないマーケットながら数十社のブランドが流通する木材保護塗料市場。防腐、防虫機能を兼ね備えた機能性塗料として、他の建築塗料にはない付加価値性を維持し続けている。しかし需要のウエイトが改修市場に移る中で、製品に対するニーズも変化を見せている。塗り替え適性も含め、製品サイクルを見据えた初期性能重視型から脱却した製品設計が求められている。