光学フィルムで相分離構造を制御小型デジカメ用フィルターなどに応用

摘要

三菱レイヨンは、高分子フィルム中に規則的な相分離構造を人工的に制御して形成する技術を開発した。 屈折率の異なる部分の大きさを精密に調整でき、樹脂製の光学材料を開発する基盤技術になるという。 すでに携帯電話用カメラや小型のデジタルカメラに使う、画像ノイズを消すためのオプティカル·ローパスフィルター（OLPF）としての用途を見込んでいる。 2007年にサンプル出荷し、08年に販売開始を目指している。