燃料電池用ナノホーンの低価格量産にめど2007年、搭載PCの発売に一歩前進触媒の劣化防止策には工夫の余地

摘要

NECは、直接メタノール型燃料電池（DMFC）用の電極材料に使用するカーボン·ナノチューブの一種であるカーボン·ナノホーンの低コストでの量産にめどを付けた。 関係者によると、目標にしていた1ɡ当たり500円以下をほぼ達成したもようである。 メタノール関係法令の整備が予想される2007年のDMFC搭載パソコン（PC）発売に向け、一歩前進したといえる。 ただ、懸案となっている触媒の劣化防止策には工夫の余地がありそうだ。