兵庫陶芸美術館を訪ねて

摘要

JR宝塚線の相野駅から車で走ることおよそ10分，南北に流れる四斗谷川沿いの県道を北上していくと，両脇を小高い山に挟まれたのどかを田園風景が現れます·左手の麓には日本六古窯のひとつに数えられる丹波焼の里が広がり，右手には小高い丘の上に，白壁と瓦葦屋根のコントラストが一際美しい建築群が姿を見せます，これが兵庫陶芸美術館です．兵庫陶芸美術館は，兵庫県全域の陶芸文化め振興を図るとともに，陶磁器を通して人々の交流を深めることを目的として2005年に設立されました．古陶磁や現代陶芸の展示はもちろんのこと，陶芸教室やワークショップなどさまざまな活動が行われています．