自動車排ガス浄化触媒開発の現状

摘要

1975年にガソリンエンジン用の酸化触媒が自動車排ガス浄化触媒として実用化されて以来，三元触媒，NO文選択還元触媒，NOx吸蔵還元触媒，ディーゼル酸化触媒など，多様な機能を持つ触媒が世界中の単に装着され，環境保護に寄与している．自然環境保護と調和した社会の発展が求められる現在において，環境課題だけではなく，資源やエネルギーなどの課題解決にも配慮した触媒開発が必要である．