静電容量式液面レベルセンサ＜小型オールフッ素水位センサ CPC-2000の特徴＞

摘要

液体レベルセンサの用途は、機器に付属するタンク内の液面レベルを検知し、制御する為の情報を得る物で、今回ご紹介する静電容量式レベルセンサは、対象液の静電容量を利用し、空気中と検出対象液の誘電率の変化や導電率の変化を検出するレベルセンサである。静電容量式センサは検出対象物が広いため、様々なアプリケーションに採用されている。PFA（フッ素樹脂）で絶縁された電極を持つ当社のセンサは、直接接液して腐食性液体·絶縁液·純水などの水位を検出出来る。よって、タンクの材質の選定や水位を知る為だけにバイパス管を取り付ける必要が無く、多様な設置条件に対応する物である。本稿では、オールフッ素（PFA樹脂）の静電容量式レベルセンサについて、特徴·検出原理·使用上の留意点などを紹介する。