電気サーポ式タレットパンチプレス「MOTORUM 2048LT」

摘要

多品種少ロット、変種変量生産が叫ばれる一方で、高効率、かつ生産現場を含めそれを取り巻く地域社会の環境に企業が貢献する時代が到来して久しい。 また、複数の工程からなる板金製造の硯場においては、総合的な視点で加工の品質向上工程の集約改善を目指さなければ、市場の中で勝ち残るという選択肢が与えられない状況となってきている。 そこで本稿では、村田機械が1994年から他社に先駆けて商品化した電気サーボ式タレットパンチプレス「MOTORUM 2048LT」（写真1）を使用して、なぜ電気サーボラム駆動にこだわったのか、そしてそれがなし得る高付加価値加工について数点事例を紹介する。