原子層ごとの磁気構造の可視化に成功－超高密度の磁気記憶媒体などの実現に期待－

摘要

デジタル情報の増大にともない、これを処理·収納するハードディスクの大容量化の要求が高まっている。 奈良先端科学技術大学院大学は、高輝度光科学研究センターと共同で、極めて薄い磁性体膜がどのように磁気を帯びているか、原子層ごとに可視化する抜術を開発した。 世界で初めてという。 超高密度の記録裸体を作るためのナノテクノロジー（超微細加工技術）では、材科表面の磁気の性質が全体に影響してくるが、これまで原子レベルで非破壊的に調べる方法はなかった。