磁場を用いたフィラーの配向制御

摘要

ポリマー材料のさらなる高機能化や高性能化への要求により、ますます複合材料における高次構造制御の重要性が高まってきている。一般に複合材科の物性に対して、フィラーの形態（形状、粒子径、アスペクト比）、配合量、ポリマー／フィラー界面構造（界面状態）およびフィラーの分散状態を含む複合材科のモルフォロジー（高次構造） が大きな支配国子である。形状に其方性を有す るフィラーを含む場合、複合材料中の高次構造は フィラー形状と成形プロセスに依存するため、新 たな高次構造制御の手法が必要とされている。