強制発酵自動切返し方式堆肥化装置

摘要

国営昭和記念公園「緑のリサイクルセンター」は、同公園にて発生する刈草や落葉·生ごみを破砕·発酵·堆肥化し，園内ゼロエミッションを目指してできあがった堆肥を土壌改良剤として園内にて使用すべく計画された国内初の「強制発酵自動切返し方式」の施設である。 屋根のある原料堆積場に搬入された刈草等を，バイオチョッパー（破砕混練機）にて破砕·混練された刈草や落葉を，バイオコンポ（強制発酵機）に投入，トップライナー（発酵菌）を添加し水分調整後，24時間強制発酵，次に約30～45日間バイオミキサー（自動切返し機）にて，エアレーション，水分供給，定時自動切返しにより堆肥化する。各工程のポイントは以下のとおり。