(13854)都市環境プラントで新モデル

摘要

「環境貢献と大幅なコスト削減という都市環境プラントの抱える課題に対し、われわれが出した答えが『ハイパーZシリーズ』だ」－JFEエンニアリングは9日、同社が開発し6カ所の採用実績を持つ次世代型ストーカ炉「ハイパー21ストーカシステム」に盛り込んだ最新技術を導入した新しいコンセプトの都市環境プラント「ハイパーZシリーズ」を発売すると発表した。同シリーズは基本的には設備のすべてを標準化、オープン工法などの施工技術も導入したことで、従来比（日量140トン×2炉）で建設費が15％、運営費で18％の低減を実現、さらに発電効率を18％以上（発電量で17％以上）向上したほか、CO2を17％、排ガス量を19％、窒素酸化物なども40％以上低減するといった高機能を実現している。