第3回JSAM鍼灸国際シンポジウムで 鍼灸のェビデンス探しの現状と問題点を知ろう

摘要

第61回学術大会三重大会開催直前の2012年6月7～8日、三重大会会場となる四日巿巿文化会館で第3 回JSAM鍼灸国際シンポジウム（会長：後藤修司）が開催されます。今回のテーマは「頭痛に対する鍼灸 治療のェビデンス」です。緊張型頭痛ゃ片頭痛を鍼灸施術で軽減させてきた鍼灸師にとつて、有効性な ど「論より証拠」と思われるかもしれません。しかし、Evidence-Based Medicine (EBM)の概念が普及し た今日、医療界で言う「証拠」というのは患者が楽になるのを目の当たりにすることだけでなく、有効 性?安全性?経済性それぞれについて、どのような評価項目が何と比較して優れているのかを厳密な方 法で示すことを求められます。