SUがHL対比二倍の生産性ビーナス社の成形比較紹介

摘要

10面では、ビーナス社（現マグナム·ビーナス·プラステック社）が英国のFRP造船所で行なった全長七·九二メートルのボート用の同サイズのデッキと船殻（ハル）を、それぞれハンドレイアップ（HL）法と同社のゲルコート／スプレーアップ（SU）成形機を用いるSU法で成形した場合のコスト比較を行なった結果「SU法の生産性がHL法に比べてほぼ二倍になる」ことを当時のビーナス社の国内総代理店だった㈱ファーイースタン·コマーシャル（現在はFRPサービス㈱が商権継承）提供の資料に基づいて、その概要を紹介している。