総合塗料トップ化戦略を推進

摘要

日本ペイントはグループ戦略と合わせて建築用塗料や汎用塗料，船舶用塗料，そして自動車用塗料といった総合塗料の事業ドメインにおいて，中国を含むアジアマーケットでナンバーワンポジションを目指していく事業戦略の推進に全社をあげて取り組んでいる。 コアベースとなる塗料事業のパートナーシップ関係としてシンガポールに本拠を置くウトラム·ホールディングスとの連携体制を一段と密に，今年の4月から新発足させた船舶用塗料子会社，日本ペイントマリンへのウトラムグループの資本参画を踏まえ，塗料事業のオールレンジでウトラムグループとのパートナーシップ関係を確立した。 現在，中国の広州で新たに整備した塗料新工場を加えると，東南アジア域内を入れてアジア圏で16社·20工場の布陣を敷いており，すべてのエリアと市場でベースとなる強固な生産·販売·事業のネットワークが確立されつつあるといえる。