ハイブリッド経営さらなる深化で企業価値向上へ

摘要

東ソーは1935年に東洋曹達工業として山口県周両市に誕生し,ソーダ工業をはじめとした無機化学から石油化学,機能商品へと事業の裾野を広げながら総合化学メーカーに発展した。単一工場として日本最大級の敷地面積を誇る南陽事業所（周南市）では電解を起点としたビニル·チェーン事業とウレタン原料を中心とするイソシアネート事業の一体運営を行い,四日市事業所（三重県四日市市）にはエチレン年産能力約50万トンのナフサクラッカーがある。