新興国需要や原発問題で格差は縮小7月積サウジ重軽格差、2．40ドル

摘要

サウジアラムコは5日、7月積の日本向けDD原油プライスフォーミュラーを通知した。6月積比でアラピアンライトは0．20ドル、ヘビーも0．75ドル上昇している。この結果、7月積のライトとヘビーの重軽格差は2．4ドルとなり、6月積での2．95ドルに比べ0．55ドル格差が縮小している。また7月積のエクストラライトとヘビーの格差は3．25ドルで、6月積の4．25ドルに比べ1．0ドル格差が縮小している。サウジアラビア産原油の重軽格差の縮小傾向は3カ月連続となる。