需給適正化業況回復の牽引に？石油産業大再編の兆しも:エネ庁、高度化法でトッパー廃棄を強制

摘要

資源エネルギー庁は、10月未に石油各社に提出を義務付けていた重質油分解装置の装備率あるいは常圧蒸留装置能力削減の計画書の提出を締め切った。内容は非公開だが、おおむね各社計で130万BDのトッパー削減が申請されたとみられている。石油産業の自由化に逆らうかのように推し進められる官主導による能力削減。第2、第3の合従連衡も予想されている。石油産業はどこに向かうのか。