官民協調で産業協力など資源外交推進通商白書、アジア景気回復は中国先導

摘要

政府は22日、平成22年版通商白書を閣議了承した。今回の通商白書は①転換期にあるグローバル経済の現状と今後（新興国を中心に多極化する世界経済、主要国。地域経済の現状と今後）②アジア「内需」とともに成長するわが国／持続的成長実現に向けたアジア·太平洋の枠組み（世界の向上としての地位を確立、世界の消費市場と期待されるアジア、克服すべき共通課題＝少子高齢化、資源問題）③危機後のわが国の現状と進むべき方向性～わが国の底力を発揮、グローバル化への更なる挑戦～（世界の新しい需要構造に対応、わが国「内外需」の好循環を実現、グローバル経済基盤整備に貢献＝EPA／FTA、投資協定、WTO、APEC等）を中心に現状や見通しを盛り込んだ。