VaRTM-プリプレグ·ハイブリッド成形の胴体構造デモンスルづによる成形性確認

摘要

近年，CFRPの航空機一次構造への利用拡大が急速に進んでおり、現在開発中の旅客機では重量比の50％が複合材料となっている機体まで開発中である。これまでに様々な低コスト化の努力がなされているものの、CFRP構造は依然としてコストが高く、コスト低減が強く求められている。JAXAでは低コスト成形技術の一つである真空樹脂含浸法（VaRTM：Vacuum－ assisted Resin Transfer Molding）による複合材について研究を行ってきた。