小売商権の相場を決めるのは「未端価格」動向と物件の「需給関係」潜在償却力高い専業大手、オーナー企業の動向カギ

摘要

商権売買が全国で最も多い「首都圏」では、多くの卸業者と一部のLPG元売りが常に眼を光らせて売却物件の表われるのを待ち構えており、金融機関、不動産業者、業界の同業者等を通じで情報を集めるべく、鵜の目鷹の目で探し回っている。 "売り手1"に対して"買い手10"以上というような需給バランスで買い手が圧倒的に多いという状況の下では当然のことながら商権相場は下がらず、売り商権の顧客の内容·層とその商権が所在するマーケットの状況の差が1戸当り数万円の格差を生む程度というのが現在の首都圏の実態だ。