原油流出止まるが安全規制は強化―コスト増で開発が遅れ原油上昇か―

摘要

メキシコ湾での原油流出は止まったが、今後の石油開発に多くの問題を残すことになった。4月20日に掘削リグで火災事故が発生して原油流出が始まり、今月15日にようやく止まったもの。水深1500メートルの深海での事故であり、停止作業に時間がかかった。流出箇所にキャップをかぶせることに成功したが、完全なものではなく予断を許さない。また、流出申の油井を封印するための掘削も進められているが途中の段階である。