エネルギー白書2012年版経済産業省資源エネルギー庁

摘要

2011年3月日日に発生したマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震は、国内観測史上最大規模の地震であり、大規模な津波を伴い、未曾有の大災害を引き起こしました。東京電力福島第一原子力発電所事故では、政府による避難、屋内退避の指示等により、多数の居住者等が、避難その他の行動を余儀なくされ、あるいは、事業者が生産及び営業を含めた事業活動の断念を余儀なくされる等、同発電所から半径約30キロメートル圏内を中心に福島県全体のみならず周辺の各県も含めた広範囲に影響を及ぼす事態に至りました。