世界のエネルギー消費量(一次エネルギー)は経済成長とともに増加を続けており、1965年の38億toe(原油換算トン、tonne of oil equivalent)から年平均2.6%で増加し続け、2007年には111億toeに達しています。その伸び方には、地域的な差異が存在し、先進地域(OECD諸国)では伸び率が低く、開発途上地域(非OECD諸国)では高くなっています。これは先進地域では経済成長率、人口増加率とも開発途上地域と比較して低くとどまっていること、産業構造が変化したこと、エネルギー消費機器の効率改善等による省エネルギーが進んだことによります。
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