レーザー治療のハードルを低くする工夫—レーザー用コンシ一ラ一の使用経験一

摘要

老人性色素斑を主体とする顔面色素斑の治療にはレーザ一，IPL,トレチノィン外用療法などが あるがレーザー治療はその中で最も用いられる方法である。しかし，レーザー照射後1?2週間 は照射部位保護のために絆創膏保護を必要とする。このことが患者にとつて心理的負担となり， レーザー治療へのハードルとなる場合が多い。そこで，絆創膏保護に代わる方法としてレーザー 治療用コンシ一ラーを使用した。安全に痂皮の上にも使用でき，紫外線防止効果もある。製品の 特徴と使用経験を報告する。