Dyna CT（FACT：Flat－detector Angiographic CT）の基礎と臨床応用DyIla CT：ItsBasic Comcept and Clinical Applications

摘要

Dyna CTとは，Siemens社のFlat－detectorを用いたアンジオ室におけるcone－beamCTである。 アンジオ室のインターベンションにおけるcone－beam CTとは,平面状の検出器を回転させ，CTと同様のスライス画像を構成する方法である。 1990年代後半から，イメージインテンシフアイアー（Ⅰ．Ⅰ．）を用いた3Dアンジオ脳血管造影領域で用いられてきた。 しかし，その括出領域は，ウイリス輪の近傍のみで，細かな血管の描出は困難であったため，腹部への応用は，ほとんど試みられなかった。