血液透析患者におけるダルべポェチンアルファ（ネスプ~R）5 mugの臨床効果の検討

摘要

透析患者における腎性貧血の治療は，1990年代の遺 伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤（rHuEPO製剤） を皮切りに，2000年代には長時間作用型や内服製剤な ど多種多様な製剤が使用できるようになつた。2007 年7月にダルべポェチンalpha（商品名ネスプ~R：DPalpha) が発売され，その有効性，安全性については実証され てきた。腎性貧血の治療が合併症発生率や入院率， 死亡率に影響するとの幸艮告も数多くあり，貧血改善の 維持管理は重要である。