フレックスペン~Rの使用経験 ヒューマカート~R注キットおよびヒューマログ~R注キットからの切り替えによるアンケート比較調査

摘要

2003年に厚生労働省より発表された平成14年糖尿病実態調査によると，日本人の糖尿病患者数は約740万人と推定され，1999年発表時よりさらに増加している。 それに伴いインスリンを必要とする患者数も増加の一途をたどっている。 現在の日本におけるインスリン注入器（以下デバイス）は，カートリッジ型が主流であるが，カートリッジの交換の煩雑さや注入感などの操作性の問題で，高齢者の使用には不適であると考えられ，より使用法が簡単な使いきりタイプのプレフィルド製剤（ディスポーザブル製剤）のデバイスの使用頻度が徐々に増加しつつある。