内視鏡的粘膜切除（EMR）後潰瘍瘢痕部の内視鏡的形態の検討

摘要

内視鏡的粘膜切除（EMR）後に潰瘍瘢痕部が隆起し，遺残再発かどうか診断に苦慮することにしばしば遭遇する。 遺残再発の多くはEMR後早期（1年以内）に出現すると報告されている。今回我々は，EMR後早期における潰瘍瘢痕の内視鏡的形態と病理雑織学的形態について検討した。