P136［コーラーポンプ用の標準装備手動ハンドルと試作型補助ハγドルを用いて実験した操作限界時間の測定

摘要

近年,バッテリーを搭載したローラーポンプが発売されるようになり電源供給遮断時における安全性は高くなったが，送血ポンプの故障など緊急停止時には手動ハンドルを使用することが必要になる。今回，ローラーポンプの標準装備手動ハンドルと試作した補助ハンドルで，実験用回路を用いて操作限界時間を測定したので報告する。人工心肺用ポンプには，泉工医科社製モジュラー型ポンプHAS－P150と分離型ポンプHAS－P100Sを用い，実験用回路のポンプチューブは同社の内径7．9mmと12．7mmを使用した。