東海村事故の教訓-JCO臨海事故後と福島原子力発電所事故後の東海村地域住民の精神健康-

摘要

2011年3月11日，三陸沖を震源とした東日本大震災時，津波が起こり，福島第一原子力発電所事故が起こった。12日午後から15日早朝にかけての原子炉建屋での爆発に伴い関東全域の放射線量が上昇した。12年前にJCO臨界事故が起こった茨城県東海村では，震度6弱を記録し，東海村においても津波が襲い，東海第二発電所で放射性物質を含む水が床にこぼれた事故が起こつた（放射能漏れはなかった）。