米国のオハマ大統領は、2009年4月22日の「地球の日」に、アイオワ州ニュートンで“new era of energy exploration in Americaと題して講演し、風力発電の大規模な開発に乗り出す方針を明らかにした。演説の中で同大統領は、現在2％未満に過ぎない風力発電の寄与率を2030年までに20％に高めることとし、これにより25万人の雇用を創出するとした。また、温室効果ガスの排出量を2030年までに2005年比で20％削減し、さらに2050年頃までには80％削減すると述べた。わが国では、一部の電力会社が、風力発電からの受電を一定割合以下にするため、毎年の新規発電設備量を制限するなど、必ずしも積極的に導入が進む環境にはない。
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