コンクリート工事

摘要

コンクリート工事における施工条件は，RC造又はSRC造，5～6階建，延床面積3，0000m~2程度の事務所ビルを施工した場合を基準としている。巻頭にある建築工事市場単価編の「施工規模」欄の数値は，1日当たりの当くンサザエト打設量（m~3）である。特にポンプ圧送費は，1日の打設量によって大きく左右されるので注意を要する。コンクリート打設工法は，①カート打ち，②バケット打ち，③ポンプ打ちに分けられる。カート打ちは，打設数量が少ない場合に限られる。バケット打ちは，主に土木工事で施工され，誌築工事での施工例は少ない。ポンプ打ちは，野丁場の建設工事で最も一般的に施工されている。コンクリートポンプ車には，配管車とブーム車とがあり，、そわぞわ圧送能力の違う機種をそろえているが，現場の状況により使い分けている。