TOYO-RO連続熱処理炉自動化システム

摘要

当社のメイン商品とするメッシュベルト式での連続熱処理炉は、小物部品の量産化熱処理設備として、自動車向けボルトを主にネジ、建築ボルト、チェーン、ベアリング等、各パーツ業界で使用されている。 当初の電気加熱をガス加熱式の炉に変更して、商品として製作したのが1983年。 数年のトライを経て当社オリジナルのシングルエンドバーナーを完成させ、バブル経済の最中にはかなりの台数のガス加熱式連続炉を各業界に納入し、現在ではそのバーナーが実際に稼動している炉で4000本を超えている。 ガス加熱のシステムの確立に伴い、次のステップとしてはメッシュベルト式連続炉での完全無人化を目指した自動化である。