カス吸収式の最新省ェネルキー技術の紹介：ガス吸収式の省エネルギー技術動向

摘要

地球温暖化を防止することを目的として、1997年に「気候変動枠組条約第3回締約国会議」(COP3)にて京都議定書が採択されて以降、近年では2000年のCOP6、2001年のCOP6再開会合、および同年のCOP7等、環境規制に関する国際的な審議が進められてきた。 その結果、条約履行の強化や京都議定書の早期発効のための具体的計画の検討が進み、先進諸国等の京都議定書批准が促進された。 これら一連の動きの中で、わが国に課せられた温室効果ガス削減目標は、2008年から2012年の平均値で1990年比6％となっている。 国内においてこれを履行するための具体的対策として、1998年には「地球温暖化対策推進大綱」の策定、同年の「ェネルギーの使用の合理化に関する法律」（省エネルギー法）の改正（施行は翌年）、同1998年には「地球温暖化対策推進法」の施行、および1999年には同法の基本方針が閣議決定されるなど、官民一体となって省エネルギーの推進に努力を続けてきている。