動的解表現を用いたInverse function Delayedモデルの組み合わせ最適化問題への適用

摘要

Inverse function Delayed (ID) モデルはそのダイナミクスに負性抵抗領域を導入できる。このIDモデルの負性抵抗を用いて発振現象を再現でき，バイアスや係数を変化させることで組合せ最適化問題の解表現を動的なもの．にすることができる．本報告ではIDモデルの発振現象を利用し，動的な解表現を用いたときの組み合わせ最適化問題である巡回セールスマン問題 (TSP) ，Nクイーン問題についての解探索性能に関して述べる。