121.3万戸、10年間でワースト2

摘要

国土交通省がこのほど発表した2000年度の新設住宅着工戸数は121万3，157戸、前年度比1万3,050戸、1.1％の減少となった。 、また、床面積も1億1,752万3，071m~2、同1．7％減となった。 2000年度の新設住宅着工数は過去10年間で1998年度の117万9，536戸に続く2番目に低い水準。特徴は新設マンションは堅調に伸びたものの、住宅建材の大きな需要を構成する持家が大きく落ち込み、明暗を分けたこと。 即ち、利用関係別にみると、持家43万7，789戸（前年度比8．0％減）、貸家41万8，200戸（同1.8％減）、給与住宅1万846戸（同12．8％減）、分譲住宅34万6，322戸（同11.0％増）となり、持家の不振を分譲住宅の伸びでカバーしきれなかった格好。 分譲住宅のうちマンションだけをみると21万8，311戸、前年度比13.7％増と2ケタ増。