Asian-Pacific Symposium on Corrosion in Nuclear Systems（APACNS）の開催

摘要

アジア一大平洋地域では，中国をどにおいて多くの原子力発電所の建設が計画されており,原子力エネルギーの利用が本格化していくと考えられています．これに対して日本や米国においては運転年数が30年を超えるプラントが増えつつあり，高経年化対策が重要な課題となっています．このようにこれから原子力エネルギーを本格的に利用する国と軽水炉発電が既に成熟した段階に達している国が混在することがこの地域の好徴と言えます。このような状況において様々を段階にある各国の研究者や技術者が交流を深め，情報を交換することは，この地域における原子力エネルギーの効率的かつ安全な利用に重要な役割を果たすと考えられます。