成形爆薬を利用した高カボルト接合部の部分解体に関する実験的研究（その1 ナット側からの解体）

摘要

高カボルト接合部のナット側からの解体に関しナットを完全切断して解体出来る線型ライナー付き成形爆薬利用の条件がほぼ明確になった。 任意の群ボルトへ適用するためには，爆薬幅，ライナー材等を変え爆薬高さをさらに小さくするための条件を把握することが必要である．今後，ボルト張力の有無がナット切断条件に与える影響を調べる試験及び群ボルトの場合への適用試験を行う予定である．群ボルトの場合は特に雷管爆発の時間差をいかになくすことが出来るかが今後の重要な課題となるものと考える．