日立金属、年内に省Dyネオジム磁石の生産比率を50%まで拡大--一段の省Dy化を狙った、次世代ネオジム磁石量産化へ

摘要

日立金属は、年内にも生産中のネオジム磁石の約50％を省ジスプロシウムネオジム磁石に移行する計画である。同社は2009年から省ジスプロシウムネオジム磁石の量産を始めており、現在はハイブリッドカー向けにも量産している。同社は、これに加えて現在の省ジスプロシウム化を加速し、ジスプロシウム使用量の大幅削減を図った、「精密組織制御技術」の開発にメドをつけており、量産化を目指す方針である。