エコマークの現状商品の供給者と消費者の間を結ぶ環境ラベル

摘要

エコマーク（図1）は、（財）日本環境協会が、1989年2月より運営している「第三者認証による環境ラベル」である。 より正確に言えば、ISO14024規格の「タイプI環境ラベル制度」である。 この規格は、環境ラベル制度を実施·運営する機関を村象に、制度実施に当たっての透明性と信頼性を確保することを目的とする。 ISO国際規格の中で環境ラベルには、この他に製造事業者や流通事業者が自身で作成する「タイプⅡ環境ラベル」や定量的にデータを表示する「タイプⅢ環境宣言」がある。 それぞれのラベル規格は、消費者や使用者が商品を購入する際に、正確で信頼の出来る情報を提供するためにつくられている。