10G-EPON OLT用トリプレクサ

摘要

三菱電機はXFP（10 gigabit small Form factor Pluggable）サイズの光トランシーバに収容可能な小型トリプレクサを開発した。EML（Electro-absorption Modulated Laser）を適用する10.3Gbps送信部では，新規開発のCAN型パッケージによって小型化と低コスト化を図った。また，3つの送受信素子と光ファイバとの結合に単レンズ光学系を通用するとともに，2つの送信素子で光アイソレータを共用する構成によって，小型なトリブレクサを実現した。この結果，トリブレクサの外形寸法は13.9（W）×21.4 （L）×6.0（H）（mm）とXFPに収容可能な小型サイズを実現した。また，非対称型10G-EPONシステムの国際規格であるIEEE802.3av PRX30規格に準拠する良好な送受信特性を実現した。