次世代ネットワーク用波長多重システム

摘要

ITU－T（International Telecommunication Unionp Telecommunication Standardization Sector）勧告Y.2011，"General principles and general reference model for NGNs"は，NGN（Next Generation Network）のデー夕転送を担うトランスポート階層で広帯域なトランスポ－ト技術の活用を求めている。 波長多重（WDM：WavelengthDivision Multiplexing）は，1990年代に実用化され，1本の光ファイバに複数の波長を多重することによって伝送コストを大幅に削減し，主に大都市の2地点間をポイントツーポイントで結ぶ技術として発展してきた。 その後コア／メトロネットワークのデータ転送の主役となり，NGNを下支えするインフラストラクチャ技術として更な盛展が期待されている。