Sn-3.5Ag合金粉末をインサート材したチタン酸ジルコン酸鉛/アルミニウムの放電プラズマ焼結接合

摘要

本研究では，Sn-3.5Ag合金粉末をインサート材として利用したPZTとアルミニウムのSPS接合について詳細な検討を行った。 本実験の結果から，以下のことが明らかとなった．（1）PZTとアルミニウムは，Sn-3.5Ag合金粉末をインサート材として，473Kで保持時間300s～7.2ksまでの範囲でSPS接合が可能である．（2）PZT/アルミニウム接合の最大せん断強度は，焼結保持時間が長いほど高強度となる。 （3）PZT/アルミニウム接合におけるインサート材厚さは，焼結保持時間が革い鱒ど小さくなる．（4）PZT/アルミニウム接合におけるインサート材の電気抵抗率は保持時間が長いほど小さくすることができる．