FAO事務局長「食料を得る権利は人間生存の基本」と語る 飢えの撲滅は経済的にも意味をもつ

摘要

2003年6月20日　 ローマ　 FAOのジャック、デイウフ事務局長は，2日間にわたる「食料を得る権利と飢えのコスト国際会議」初日の基調講演で，「食料を得る権利は人間の生存にとって基本である」と述べた。 　 この会議は，ジャック、マリタン国際研究所，またLUMSA大学との協力によるイタリア政府、FAO連携委員会によって計画されたもので，食料を得る権利に関する勧告を行うことを目的としている。この勧告はまた，国の食料安全保障に関連して，十分な食料を得る権利を漸進的に実現するための自発的指針作成を担当する政府間作業グループにおいても検討される。