肉牛ジャーナルの今さら聞けないハナシ: vol.13 「BSE (牛海綿状脳症）」

摘要

BSEとはBovine Spongiform Encephalopathyの頭文 字を取った略語で、これを日本語に訳すと牛海綿状脳 症となります。日本では平成13年9月から平成21年 1月までの間に36頭の発生が確認されました。BSEが 蔓延したのはBSE感染牛を原料とした肉骨粉等を飼料 として使っていたことが原因とされており、飼料規制 が実施された平成14年1月以降に生まれた牛での発 生はなく 、平成25年5月にBSE洗浄国に認定されまし た。また、国内でBSE感染牛が確認されてから、全月 齢の牛をBSE検査対象牛としてきましたが、平成17年 には21力月齢以上、平成25年4月には30力月齢超に 見直され、同年7月からは48力月齢超へと対象牛の 月齢の引き上げがされました。対象月齢の見直し後は 各自治体で自主的に全頭検査を実施していましたが、 平成25年7月以降は全国統一で48力月齢超を対象と したBSE検査になり、現在に至っています。