我が国の魚食文化を守るた

摘要

近年、我が国においては、若年層を中心に急速に「魚離れ」が進行しています。 他方、世界的には健康志向などから水産物に対する需要が高まっており、我が国輸入業者が価格競争に負ける「買い負け」も起きています。 平成19年5月22日、「平成18年度水産の動向」及び「平成19年度水産施策」（水産自書）が閣議決定の上、国会に提出、公表されましたが、その第Ⅰ章特集で「我が国の魚食文化を守るために」と題して、このような最近の情勢変化を分析するとともに、我が国の魚食文化を守るために取り組むべき課題について記述していますので、トピックスと併せてその概要を紹介します。