Institutional self-evaluation for implementation of JABEE Program for Fisheries Science-1. Case study of Tokyo University of Fisheries [Japanese]

摘要

東京水産大学ほ2001年度JABEE認定試行の受審を申請し，実地審査を2001年12月17日～18日に受けた。 水産系教育プログラムがJABEEプログラムとしての認定を受けることができれば，水産系大学を卒業した学生は技術者の卵（技術士補）となり，さらに経験を積み，技術士試験をパスすることによって，国内のみならず世界で技術士として活躍することが可能になる通が開けることになる。 日本水産学会はJABEE農学一般関連分野の特化領域，水産系のプログラム要件を作成する中核であり，水産系プログラムが先行する車により農学一般関連分野のJABEEに対する関心を高める事ができ，農学系の高等教育機関の活性化を図る事が期待される。この様な外的要因は審査される側にはかなりのプレッシャーになるが，報告書の作成や実地審査あるいはヒアリングは「大学評価」への貴重な経験となった。 東京水産大学は1学年290名，5学科で構成されており，水産に関し総合的に教育研究を行っている。 本学の教育プログラムの様に，いくつかのメニューが有るものを水産系プログラムとして一括審査を受けることは他の分野では少ない。それだけに大学の教育に関する基本的な方針を明確にしておく事が必要である。